レトルト試験機

レトルト試験機

UHR-CTシリーズ

ユーザー様の創造の幅を限りなく広げる試験機

特長

  • 確実な製品殺菌チェックを実現
  • 各シリーズの兼用が可能
  • 最先端の自動制御機構(標準で100パターンの品種を記憶)
  • 材質は耐久性に優れたSUS316L(主要部)を使用
  • 簡単な操作
  • 運転状況が一目で確認可能

KAMIGAKIのレトルト試験機は、レトルト殺菌装置の様々な機能を盛り込み
ユーザー様のご要望の細かな点まで試験・チェックが可能な装置です。

あらゆる素材・形状の容器にも対応しうる確実な食品の殺菌、チェックを実現した新製品開発に不可欠な装置です。

 
40CT
40CT
40CT
50CTIJ
60CTIJS
60CTIJS
70CTIJ
70CTIJ
80CTIJ
80CTIJ

ラインナップ

UHR-CT シリーズ

CTIJ
インジェクション式
CTIJS
シャワー式
W/CT
熱水循環式
S/CT
蒸気式
CTM
マルチ式(各種方式の兼用)
  • 旧型の場合、型式の表記が異なる場合がございます。
  • 各種方式の兼用など詳細につきましては、お気軽にお問合せください。

製作実績

φ400~1200 各シリーズでの製作実績あり

直径 \ 機能
蒸気
熱水循環
回転
揺動
IJ
シャワー
φ400
 
 
φ400
 
 
 
 
 
φ500
 
 
 
 
φ500
 
 
 
 
φ600
 
 
φ600
 
 
 
 
φ700
 
 
 
 
φ700
 
 
 
 
φ800
φ1200
 
 
 

最適アイテム

インジェクション式
パウチ製品・カップ容器・含気製品 など
シャワー式
陽圧缶、ビン製品、パウチ製品 など
熱水循環式
カップ容器、フィルム製品、ビン製品、大型缶・パウチ製品 など
蒸気式
缶詰製品、パウチ製品 など
マルチ式
上記シリーズのアイテム など
  • インジェクション式・熱水循環式・蒸気式・シャワー式の兼用につきましてはお気軽にお問合せください。
  • 寸法・重量・ユーティリティー・付帯設備等につきましてはお気軽にお問合せください。

HACCPについて

― HACCP(Hazzard Analysis Critical Control Point)危害分析重点管理項目 ―

食品の製造において、原材料から最終製品に至る一連の工程が管理の対象になっています。
どの工程でどのような危害が発生するかをあらかじめチェックし、それを防止するための監視、管理基準を定め、すぐに確認できる方法で測定・記録することで、得られた結果について即刻対処できるように手順を定めるものです。

KAMIGAKIのUHRシリーズは、全てHACCP対応機能を持っています。

HACCPシステム要件
  • 危害分析(HA)
  • 重要管理点(CCP)の設定
  • モニタリング方法の設定
  • 検証方法の設定
  • 記録の維持、管理方法の設定
商品・殺菌温度・殺菌時間
商品の変形
機械の管理

処理パターン設定と制御

  • タッチパネルで簡単に設定
  • 処理パターン数 100パターンを記憶 (オプション追加可能)
  • 運転時には容易にパターンの呼び出しが可能
  • 誰でも簡単に運転操作が可能
  • ロック機能(パスワード)で設定を保護
パターン作成画面
パターン作成画面

運転履歴

  • 従来のチャート紙による温度、圧力記録に加え
    タッチパネル画面での異常コメントを含む運転履歴が閲覧可能
  • 直近10回までの運転履歴がタッチパネル上で閲覧可能
  • 異常項目コメントをタッチパネル上に表示
  • 各工程開始時の時間・温度・圧力・F値を表示
  • PCに転送してデータベース化が可能
運転履歴画面
運転履歴画面

制御システム

  • 簡単プログラムで昇温・冷却速度が自在に制御
  • 多段加熱・冷却に対応し、容器形態に合わせた運転方式で温度のバラツキや容器変形を抑制
  • 圧力設定は自動設定、または独立設定が選択可能
自動運転画面
自動運転画面

機械管理

  • 予め設定した稼働時間、運転回数に達するとタッチパネル画面に機器ごとにメッセージが表示され計画的な機械装置メンテナンスが可能
稼動管理画面
稼動管理画面

F値モニタ

  • PLC(シーケンサー)を使用、装置組込みタイプに簡略化
  • PCを利用し(Excel、Access)で実行が可能
  • 温度・F値等の表示、グラフ化が容易

含気システム(SYSTEM PACK)

圧力調整

成型プラスチックトレー、ガラスびん等の空気層を含んだパックの調理、殺菌に用いられます。加熱することにより容器の変形や、シール破損を防止するために、殺菌及び冷却中に、よりシビアな圧力制御が必要となり、品温の変化により容器内外の圧力差がほぼ等しくなる様な等圧制御を自動で行うシステムで、操作もすべてワンタッチで行えます。